ゴーゴーバランスの運用法は如何に⁉︎ ゴーゴーバランス解説(運用編)

2020/07/20

ゴーゴー・バランス



ども、どうもくん(4ゆっくり)です。
先日私はグローバル5.5倍バランスファンドについての解説記事を書かせていただきました。

ぶっちゃけよくわからなかったですね

いやまあ、記事の書き方が悪いっていうのが殆どですが、実は私、初めて目論見書を見たときは「投資するかは保留で」と結論づけています。

怖いじゃないですか。殆ど先物取引ですよ。現物1割もないですよ。

でも結局私はゴーゴーバランスに投資することを決めたんですけどね。
ということで、私が投資するに値すると判断した根拠(?)を見ていこうと思います。

わからないのは先物の運用先

ゴーゴーバランスの目論見書を見て、明らかなツッコミどころ、前身のグロ3と明らかに違うところがあると思います(ツッコミどころしか無いというのは無しで)

それはここですね↓

先進国ってどこだよ!!割合いくつだよ!!(他につっこむべきところもあるというのは無しで)
これだけじゃ資産の400%を運用させたく無いというのが正直な感想だと思います。実質運用額が大きいだけに胡散臭い商品には投資して欲しく無いのです。

勿論、株式も同じようなことが言えますね。株価指数先物は色々あるだけに、何を使って運用するかがわからないわけです。

参考にしているベンチマーク

わからないばかり言っていてもしょうがないので、頑張って調べてみましょう。

さて、大抵の投資信託は何かしらのベンチマークを採用しています。インデックスファンドなら連動する指数をベンチマークにしています。
アクティブファンドも「この指数には負けねぇ!」という意気込みで何かの指数をベンチマークにしています。

バランスファンドの場合、各資産がインデックス運用するマザーファンドへ運用されていて、それがベンチマークされることは少ないかな…(詳しくはわからん)

ゴーゴーバランスはというと、各資産ごとでマザーファンドを作らず、一体的に運用しています。その上で 参考程度に 各資産ごとにベンチマークを示しています。それが以下のようになっています。

世界株式: MSCI ACWI  USD  Hedge から、1M  USD LIBORを控除した指数
世界REIT: S&P先進国REIT指数円ベース
先進国債券: FTSE WGBI (Incl.  Japan)  JPY  Hedge  から、1M JPY  LIBORを控除した指数
: Bloomberg  Gold  Sub  Index

世界株式

MSCI ACWIはオルカンとかで有名な全世界対象の株式インデックス。それをドルでヘッジして、LIBORの示す1ヶ月物のドル金利を除くという物です。
物凄く雑な解説をすると、「金利とか為替とか考えないありのままの世界株式」が対象になっています(正直詳しくはわかっていない)

何故こんなややこしいことをするかと言うと、先物の場合における金利の影響は、証拠金と損益にしかかからない(建て玉そのものにはかからない)ことから、金利控除の指数を採用しているのでしょう。

世界REIT

世界と言いつつ採用しているのは先進国REITです。まあ新興国のREIT市場とか小さそうですし…

先進国債券

FTSE WGBI は世界の国債のうち、基準にあった国の国債を時価総額で加重平均したもの。それを円ヘッジして円金利を除いた物です。

国債の中でも安定したもので運用するという考えと、こちらも金利は考えなくてもいいよという心遣いが見えてきます。

取引高が考慮に入れられている金の指数のようです。


上記のように、普通の指数を採用しているのではなく、為替なども考えられたマイナー(?)な指数を使っています。
ここから、ゴーゴーバランスの方向性や性質がわかってくるのでは無いでしょうか…!

月次レポートをしっかり読む

さて、上記のベンチマークは日興さんが発行している月次レポートから引っ張ってきた物です。
そんな月次レポートを読んでいくとこんなページがあると思います。

あるやん。
いや、割と細かく構成資産について書いてありますね。
説明は別の記事でしますが、株式はオルカンに(それとなく)近い国別割合、他資産もそれとなく似た感じだと言えます。

一見すると胡散臭い先物商品に投資している感じでは無く、取引もある程度のルールが決まった上でインデックスガチホな感じだったので(個人の主観)、
私はこれを見て購入を決めたと言うわけです。(この後期待を裏切られますが…)

まとめ

いかがだったでしょうか()。ゴーゴーバランスはよくわからん運用をしているイメージだったかもしれませんが、
その実参考にするベンチマークはあり、運用に使っている先物商品も月次レポートで公開されている(一応)ちゃんとした投資信託と言えるのでは無いでしょうか。

しかし、指標に詳しい方ならお気づきかもしれませんが、参考にしているベンチマークと実際に運用しているベンチマークでは割合が合っていません。何なら多少の裁量が入って決められているとまで感じます。
次回は月次レポートを解説し、その裁量がどんなものかを説明する予定なのでよろしくお願いします!

最後に

投資は自己責任で!自分でも調べて購入すること!
あとはブログの書き方のアドバイス、リクエストや、下の画像からTwitterのフォローをしてくれると嬉しくなります(正直)

それでは、皆様の知識の一部になったと信じつつ、今後ともブログを要チェックだ!

フォロワー

このブログを検索

自己紹介

自分の写真
庶民寄りの一般人。投資に向き合うことで自分の人生を豊かにしようと試行錯誤中

QooQ