どうも、どうもくんです。
先日はゴーゴーバランスを活用した、レバレッジの効いたバランス投資なるものを提唱しました。
ふざけたような提案に思えるかもしれませんが、正直自信はあるんですよ。
自分のベース投資に据えるぐらいには。
ただ、いくら優秀だと主張しても、再現性が全くないようではただその人の投資でしかないわけです。
なら文章化すればいい。そして公開すればいいじゃない。
後悔したところで私は特に困ることはない(はず)です。なぜなら個別株のデイトレなどではなく、あくまでインデックス投資の拡張に過ぎないからです。ゴーゴーバランスがアクティブ運用しだしたら企画倒れになるが。
まあ、GPIFレベルが真似するようになったらさすがに市場を揺るがしかねない影響が起きそうですが、実現したら日本の年金は完全消滅するでしょう(笑)
そんな空想話は置いておくとします。そもそも私の提唱したものが優秀であるとは限らないわけです。なんなら額が自分の投資額と違ったりするとイメージしずらいのではとは思います。投資していなければ損益の感覚もつかみづらいでしょう。
なら指数化すればいい。そしてブログで更新すればいいじゃない。
そんな考え方で作りました。ブログのネタ私の作る新指数。
それが、DOMIXッッ!!
DOMIXについて
DOMIXは、私ことどうもくんが提唱する拡張型バランスポートフォリオの投資方針を、明確に文字化して指数化したものになります。ドミノピザとの関係はありません。(全然説明になってねぇ)
当然名付け親は私です。
DOMIXの名称は
eXpanded asset Mix Index by DOumokun
それを略して入れ替えてDOMIXです。ちゃんと意味を持ってますね。
嘘です本当は語感で決めました。
ほら、TOPIXとかNASDAQとかの、なんかの頭文字を使って呼びやすい名称になっているのっていいじゃないですか。忘れてましたが「ドミックス」と呼びます
名前に使われている単語も適当につけたものですが、本人はいたって真面目です。
指数対象の方針
指数がどんなものかを説明する前に、対象の投資方針を明確にする必要があります。(一回まとめて説明しようと思ったけどわかりにくかった)
まずはアセット。大まかな投資商品の割合です。
株式:23.8%
REIT:4.2%
債券:66.0%
金 :6.0%
REIT:4.2%
債券:66.0%
金 :6.0%
前の記事で書いた通りですね。この割合通りになるように、ゴーゴーバランスと他の投資信託を混ぜていくわけです。
次に各アセットをどうやって構成していくか説明していきます。但し株式はややこしいので後回し。
債券
ゴーゴーバランスのみ (66.0%)
全体の66%を占める債券はゴーゴーバランスのみで賄います。
ゴーゴーバランス自体債券を全体の72.5%近くを占めているため、これを他の投信で薄めて66%に下げます。
ゴーゴーバランス vs それ以外で、債券が66%になるような量を求めてあげれば、おのずとゴーゴーバランスの投資割合が決まって他の量も決まる親切設計。
他の債券投資は行いません。レバレッジ倍率が大きく下がってしまうので…ワイはゴーゴーバランスの債券投資を信じる!
REIT
ゴーゴーバランス+eMAXIS Slim 国内リートインデックス (4.2%)
実を言うとREITは全体の4%にして、その分株式を増やそうと思っていたのですが、ゴーゴーバランス自体REITを全体の約4.6%占めています。
その結果、REITの割合を下げるとかなりレバレッジ倍率が下がってしまったので、4.2%という中途半端な構成割合になったわけです。
資産割合の構成は債券が優先されるので、ゴーゴーバランスで補えない分は国内REITで補います。
いい感じの全世界REITが思いつかなかったってことと、結局日本人は不動産好きでしょ?ってのが選定理由です()
ゴールド
ゴーゴーバランス+三菱UFJ 純金ファンド(ファインゴールド) (6.0%)
今話題のコモディティ、代表格の金です。
1年前の私が見たら「割合多すぎでしょw」とか言っているかもしれませんが、オールウェザーポートフォリオを考えるとこれぐらいあっても問題ない気はします。
ゴーゴーバランスのゴールド含有割合は4.5%なので圧倒的に足りません。そこで連れてきたのは三菱UFJ純金ファンドです。
選定理由は「ほかのゴールドファンドより成績がいいから」
ゴールドファンドの中でも信託報酬が高いので有名なこのファンド、なぜ成績が良いのか私にはさっぱりわかりませんが、儲かっているのでヨシ!
株式
ゴールドバランス+その他いろいろ (23.8%)
こいつはちょっと厄介になりますが、早い話が下のように投資国に合わせて割合を決めたいのです。
米国:65.0%
日本:8.0%
その他:27.0%
割合は株式の中の話です。一言で言うと日米偏重投資。
んで、具体的にどう調整するかを説明します。
・その他
ゴーゴーバランス+eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) (27.0%)
まずは「それ以外」にあたる部分。欧州をはじめとした先進国、新興国のことを指します。
ゴーゴーバランスとオールカントリーの該当部分を見て、オールカントリーの割合を調整して27%に合わせるわけです。
・日本
ゴーゴーバランス他+ニッセイTOPIXインデックスファンド (8.0%)
次に日本。ゴーゴーやオルカンと比べても割合は少し多めですね。
よく日本市場はオワコンとは言われますが、ワイは信じているんや…
まあ、米国市場が上がれば相応に上がる気はしますしね…
・米国
ゴーゴーバランス他+iFreeNEXT NASDAQ100インデックス (65.0%)
みんな大好きS&P500だと思った?残念!NASDAQ100だよ!
まー最近のハイテクすごいですからね。個人的には6月末からようやくNASDAQ100に投資しましたが、ワクワクがすごい。
せっかく米国に投資するのであればNASDAQでいいでしょうという投資判断です。
ゴーゴーバランス自体は株式のうち64%がS&P500ですので、追加でプッシュする必要もないかな~とも思っています。オルカンも米国は約55%で、多分全米株式(VTI相当)になると思うのでなおさらです。
ちなみに全体から見たNASDAQ100の投資割合は約7.0%です。多いっちゃ多いですけどまあこんなものでしょう。
指数の運用方針
各アセットの構成を決めたところで、実際にどうやって計算するかを決めていきます。
・投信パラメータの算出
前提として、ゴーゴーバランス及びオールカントリーに関しては、毎月の中旬までに出される「月次レポート」に書かれている各アセット、国の割合情報を過去三か月分取得し、それを単純平均したものを当該投資信託のパラメータとします。
画像は一部のみ抜粋 |
また、その他の投資信託は対象とするアセットに100%投資できる前提で話を進めます。
※厳密なことを言うと、インデックス投信だとしてもコールローンが少しだけ混ざった結果投資率が100%にならないことが多々あるのですが、今回はそれを考えないということです。
・計算方針
投信パラメータを元に、各アセットの構成割合を決定します。具体的には下記の通りになります。
- ゴーゴーバランスの債券割合から、ゴーゴー+その他で債券割合が66.0%となるゴーゴーの割合を算出
- ゴーゴーに含まれる割合を考慮しながら、REITとゴールドを各目標割合を満たすように追加する
- 残った株式のうち、先進国+新興国の割合が27.0%になるようオルカンを追加
- 同様に8.0%になるようにTOPIXを追加
- 残りの割合を全てNASDAQに投資
余談ですが、最初NASDAQを米国株方針の65.0%に合わせたところ合計の投資額が100%にならなかったのでこのような措置を取りました。0.01%ぐらいの誤差はあるけどセーフ
毎月最終営業日の各投資信託と、計算方針で求めた投資割合を掛け算して、仮想的に保有する口数を算出します。
・基準
日本時間の2020年8月2日時点での値を「1000.00」とし、それ以降は対象月の基準価額変動に基づいて変動するものとします。
・リバランス
毎月最終営業日以降に、各投資信託と計算方針で求めた投資割合、さらに前月までの指数補正をかけて仮想的に保有する口数を算出しなおします。
翌月は新しく算出した保有口数を元に、指数値が変動します。
なお、リバランスにかかる諸費用は考慮しないものとします。
・公開について
毎月の月初に、先月分の変動結果や新しい保有口数について当ブログで公開するものとします。
また、ゴーゴーバランスとオールカントリーに関しては毎月の割合更新が必要であることから、毎月中旬ごろに当ブログで分析を兼ねて割合を算出。来月分の投資割合の方針を示すものとします。
やる気があれば、毎月じゃなくて毎日の基準価額更新に合わせて指数値が変動するようにしたいなと思っています。
スプレッドシートとかで公開した方が楽か…?
DOMIX積立モデル
DOMIXは(一応)長期投資を前提とした指数です。ならば積立投資をした場合にどうなるのってのを実践するのがDOMIX積立モデルになります。
DOMIX指数とは少しだけ勝手が違うので、解説していきます。
・初期値は100,000円
投資を試してみたいなーって人が用意していそうな額を設定しました。
10万円以下で買える個別株特集とか組まれているのを見たりするので、これぐらいが妥当かな…?
・積立額は10,000円
本当はもっと増やしてもいいのですが、日々の生活費からわざわざ投資へ捻出できる金額は頑張ってこれぐらいなのかなと思います。
逆に減らしすぎると、後述するリバランスがいつまでたってもまともに働かないので、ここは譲れません。
・リバランスにおいて原則売却は行わない
よっぽど乖離が激しいとかでない限りは、追加投資分だけでリバランスし、それでも満たされない分は諦めます。売却するのも面倒ですからね。
・計算ののち購入金額が100円を下回るものは計算から除外する
投資信託の注文は最低100円からなので、100円を超えてくれないと注文できません。
というか今回国内REITに関しては100円を下回ったので購入していません。
・月末の2営業日前に各購入金額を決定
これはどういうことかというと、現実に投資信託を購入する際は投資信託が手に入るまで数日間のラグがあるからです。
注文時に出てくる日にちとしては、注文日(証券会社が注文を受け取った日)、約定日(証券会社がお金を払って買い付けた日)、受渡日(自分のところに商品が来る日)があります。
実際に投資信託の基準価額に基づいて額が動くのは約定日からです。その約定日がどれぐらいかというと、大体は注文日の翌日になります。
注文日は証券会社が受け取る日時なので、例えばある日の夜中に注文したら注文日は翌日(の朝)になります。
以上のことを考えて、下記のようなことになると前提してDOMIX積立モデルを運用していきます。
月末2営業日前の基準価額を確認
→即日or翌日朝までに注文
→その日(月末1営業日前)に注文執行
→翌日(月末最終営業日)に、月末の価格で約定
当然理論とは少しずれた購入口数になるのですが、これはしょうがないでしょう。
・購入金額はブログで通知
本気でこの積立モデルで投資したい人向け。ブログに書かれている金額の通り購入すればあなたもマネができる!頼むから自己責任でやってくれ!
8月のDOMIX
ここからは、月次報告のテンプレにもなるDOMIX指数、DOMIX積立モデルの構成割合、構成詳解になります。
・7月月末の指数値
1000.00 (前月比データなし)
今日から設定するのですから当然基準値のままですね。ここから変動していくわけです。
参考までに、DOMIXと比較するために用意したS&P500とNASDAQ(比較指数化)はそれぞれ
S&P500 1000.00
NASDAQ 1000.00
です。
…どういう意味かというと、S&P500は今日(8/2時点)の価格である3,271.12に 3.27112を除して1000.00にそろえたわけです。同様にNASDAQも10.74528を除することで、指数値を無理やり合わせているわけです。
これで数字の大小だけで儲かるかどうかが判断できますね。
・各投信の基準価額(7月末日)
ゴーゴーバランス 11,024 (前月参照外,+0.00%)
NASDAQ100 13,254 (前月参照外,+0.00%)
TOPIX 10,238 (前月参照外,+0.00%)
オールカントリー 11,032 (前月参照外,+0.00%)
国内REIT 7,623 (前月参照外,+0.00%)
ゴールド 17,036 (前月参照外,+0.00%)
ここで分析のコメントでも入れたいですね。
・各投信の構成割合
ゴーゴーバランス 65.251%
NASDAQ100 8.637%
TOPIX 2.340%
オールカントリー 16.521%
国内REIT 0.038%
ゴールド 7.213%
8月の1か月分はこんな割合で運用していきます。
DOMIX積立モデル
積立1か月目。最初なので10万円を一括投資することになります。
・評価額合計
99,987+13円 (投資額+0円)
これまでの累計積立額は10万円になります。
積み立てたはいいものの、口数と端数の関係で13円だけ購入できていません。これは次の月の積み立てに追加して再投資します。
・投資額の振り分け(本来は2営業日前に別記事で公開)
ゴーゴーバランス 65,275円
NASDAQ100 8,638円
TOPIX 2,340円
オールカントリー 16,520円
国内REIT 0円
ゴールド 7,214円
こんな感じで注文したテイで行きます
・保有口数
ゴーゴーバランス 59,212口 (前月比+???口)
NASDAQ100 6,518口 (前月比+???口)
TOPIX 2,286口 (前月比+???口)
オールカントリー 14,980口 (前月比+???口)
国内REIT 0口 (前月比+???口)
ゴールド 4,235口 (前月比+???口)
上の金額で注文されたものは月末の基準価額を元にすでに保有している分に追加されます。
最後に
正直自分の投資方法を文章化して、新しく指数として打ち出すのは初めてなので、そもそも前提条件から欠けている(忘れている)ところがあるかもしれません。
「これがあった方がわかりやすい」とかあったら、ブログでもTwitterでもコメントくださると助かります。
あと、このDOMIX指数やDOMIX積立モデルを参考に投資をしようと検討している方へ。
本指数及び理論はあくまで私の考える投資手法を言語化したに過ぎず、投資の元本や利益を保証するものではありません。
また、本手法を参考に購入した投資商品の成績、損失に関して当ブログは一切の責任を負いかねます。
免責事項の詳細は、当ブログの最上部にある「プライバシーポリシー・免責事項」をご覧ください。
投資は自己責任で!
DOMIXが安定した爆益をもたらすのか、それとも私の黒歴史となってしまうのか、それは神のみぞ知る…いや、神すらも知りえない将来だと思います。(市場は人間が作っているので)
未来はわからずとも、この提唱した指数は動き出したばかり…
DOMIXの明るい将来を信じつつ、今後ともブログを要チェックだ!
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